2004.11.09

冬に流行する感染性胃腸炎、集団発生を機に都が注意呼びかけ

 東京都は、冬に流行する感染性胃腸炎に対して、感染予防などに十分注意するよう呼びかけている。10月から11月はじめにかけて、都内で確認された感染性胃腸炎の集団発生で、今期初めてのノロウイルス(写真)が検出されたため。都のまとめによると、11月1日、多摩府中保健所に「管内の特別養護老人ホームの入所者からおう吐、下痢等の症状を呈する患者が発生した」との連絡があった。このため、患者の便を東京都健康安全研究センターで検査したところ、ノロウイルスが検出されたという。感染原因については調査中。患者全員に共通する飲食がないことから、「食中毒の可能性はないものと考えられる」(都)としている。

 発症期間は、2004年10月27日から11月4日まで。主症状は、おう吐、下痢で、発症者数は38人(入所者28人、職員8人、関係者2人)となっている。いずれも症状は軽いという。

 感染性胃腸炎のうちノロウイルスやロタウイルスなどウイルスによるものは、冬から春先にかけて流行する。予防には、手洗いが大切で、かかった場合は、脱水症状に注意して、早期に医療機関を受診するよう求めている。

 東京都の発表資料は、こちらまで。(三和護)

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