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2004.11.08

医師臨床研修マッチングの最終結果が公表、市中病院研修の人気強まる

 医師臨床研修マッチング協議会は10月28日、2005年度医師臨床研修マッチングプログラムの結果が明らかにした。マッチングによって研修先が決まった学生(8000人)のうち、市中病院に決定したのは47.3%(3784人)、大学病院へは52.7%(4216人)。昨年は市中病院41.2%、大学病院58.8%という割合であり、「卒後臨床研修は市中病院で」という流れが、今年は一層強まった。

 大学ごとの定員の充足率を見てみると、充足率が100%だったのは、東大、東京女子医大、福岡大、横浜市立大、京大の79大学中5大学(医学部を持つ大学・医科大学の本人分のみ集計)。昨年の11大学(参加は78大学)から半減し、大学病院は研修医の獲得に難航したことがうかがえる。

 一方、充足率の最下位は岡山大。昨年は37.7%だった充足率が、9.4%にまで落ち込んだ。昨年は充足率50%未満は9大学だったが、今年は18大学に増えた。

 現時点での研修プログラムの空席数は3122(市中病院1274、大学1848)。今回のマッチングで研修先が決まらなかったり、不参加だった学生は今後、個別に交渉をして研修先を決める。

 なお、病院別のマッチングの情報などは、医師臨床研修マッチング協議会のホームページで閲覧できる。
(中西奈美、日経メディカル