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2004.11.01

Pharmaceutical Executive:200億ドルをうかがう米国の医薬品マーケティング費(上)

 米国の製薬業界のマーケティング費は、2003年には200億ドル(約2兆1000億円)を目前とするところにまで達している。膨張傾向は止まらず、対策は後手に回っている感がある。その中で近年、DTC(一般消費者向け)広告に注目が集まっている。

 しかし、今でもマーケティング費の多くを占めるのは、水面下で行われるディテーリングとサンプリングの費用である。「超大型薬の売り込みに、業界全体でMRを9万人以上も抱え込んでいる」。市場調査会社のNOPワールドの販促部門を統括するモーリン・マックローリン氏は、こう指摘する。

 しかし、その効果のほどは定かではなく、各社ともMRの削減を検討しているという。

 現時点でMR減らしに踏み切る企業は現れておらず、ディテーリングとサンプリングの費用は増加し続けている。マーケティング費に占めるこれらの費用の割合は、過去5年間は14%超の水準で推移していたが、この1年半に20%近くにまで膨れ上がった(詳しくはPharma Businessをご覧ください)。