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2004.10.29

茶カテキン配合のお菓子が登場へ EGCgを配合、体脂肪燃焼効果をヒト試験で確認中

 茶カテキンの体脂肪燃焼効果に対する認知が広まり、緑茶飲料が売れ続けている。来年はこの緑茶ブームを背景に、茶カテキンを配合した菓子や新飲料が登場しそうだ。

 茶カテキンには4種類のカテキンが含まれている。このうち、最も活性が高いとされるのがエピガロカテキンガレート(EGCg)。

 素材メーカーが提供する茶カテキン粉末には、これら4種類のカテキンとカフェインが含まれている。そのうちEGCgの含有量は、全体の3〜4割程度を占める。

 一方、医薬・食品素材メーカーのDSMニュートリション ジャパン(東京都大田区)は、EGCgの含有率を9割以上に高めた茶カテキン素材「TEAVIGO(テアビゴ)」を昨春から販売しており、引き合いが増えているという。

 一般的な茶カテキンは薄緑色に着色した粉末。これに対して、テアビゴは白色の粉末だ。多少の苦みはあるが、白色のため緑茶以外の飲料や菓子に配合しやすい。

 「来年早々に、テアビゴを配合した緑茶以外の飲料やアメ、クッキー、ガム、ラムネなどのうち、数種類の製品が登場するだろう」と同社ヒューマン ニュートリション本部マーケティング2部の平松浩次郎テクニカルマネージャーは話す。

 動物実験では、EGCgの含有量が多い食事を与えるほど、抗肥満効果、血糖値の上昇抑制、コレステロールの低下作用が増すことを確認済み。

 抗肥満効果に関しては臨床試験を進めており、年末には結果が出る予定で、有意差が出る見込みだという。(小山千穂、日経ヘルス