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2004.10.27

FDAがMRIモニターによる子宮筋腫の超音波治療装置を承認

 米国食品医薬品局(FDA)は10月22日、子宮筋腫の治療装置で、MRI(磁気共鳴画像)でモニターをしながら超音波治療を行う「ExAblate System」を承認した。現在行われている、ホルモン療法や筋腫摘出、子宮摘出に加えた、子宮筋腫治療の新たな選択肢となる。

 ExAblate Systemは、将来妊娠をする意思のない人が対象となる。MRIで治療を行う部位をモニターし、筋腫に超音波ビームを照射し、加熱、破壊する仕組み。1回の治療で、複数回にわたって筋腫組織を加熱するため、治療は長くて3時間に及ぶこともあるという。MRIと超音波装置を組み合わせたシステム、また、MRIによって組織の温度をモニターするのも、ExAblate System が初めてだとしている。

 治験は、世界7カ所の医療施設で、109人の子宮筋腫の患者を対象に行った。ExAblate Systemで治療を行った6カ月後、治療を受けた人の71%で子宮筋腫に関連する症状が軽減した。一方、治療を受けた人の21%が、1年以内に別の外科治療を受ける必要があったとしている。ExAblateの治療で一端は症状が軽くなっても、その後、再び症状が悪化し、別の治療法やExAblate Systemによる治療を再度受ける可能性があるようだ。

 ExAblate Systemの製造元は、InSightec社(イスラエル)。詳しくは、FDAによる、ニュース・リリースまで。
(當麻あづさ、医療ジャーナリスト)