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2004.10.06

【Pharma Business】 SCRIP MAGAZINE:抗癌剤の併用療法はどこまで有効か(上)

 早期癌を完治させることは、既に珍しくなくなった。乳癌は早期に見つかることが多く、90%が治癒に至っている。問題は、発見が遅れ既に癌が転移してしまっている場合である。既存の抗癌剤では、全身に広がった癌の猛攻撃を抑えることは難しい。

 しかし現在では、正常な細胞の増殖も抑制する従来型の化学療法薬に代わり、癌細胞を選択的に攻撃する治療薬が用いられるようになってきた。「分子標的薬」と呼ばれる新しいタイプの抗癌剤は、なぜ正常な細胞が癌化し無秩序な分裂を始めるようになるのかを解明するための研究成果から生まれた。癌の増殖には、様々な増殖因子やタンパク質など、複数の要因が関係している(詳しくはPharma Businessをご覧ください)。