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2004.10.05

タイで9歳女児がトリインフルエンザ感染で死亡、タイ保健省が確認

 タイ保健省は10月4日、同国内で死亡した9歳の女児がトリインフルエンザ(H5N1)に感染していたことを確認した。報告を受けた世界保健機関が同日発表した。女児はタイ北部Phechabun県在住で、9月23日に発症して27日に入院し、重症の呼吸器症状を呈して10月3日に死亡した。感染の原因としては死亡した鶏を扱ったためという見方が有力。女児は死亡鶏の羽むしりなど調理を手伝っていた。

 タイでは今年16人のH5N1感染が確認されており、そのうち11人が死亡している。感染者のうち4人はここ1カ月間に感染した。タイでは9月に入って家きん類のH5N1感染が再び拡大している。WHOでは、感染国の僻地に居住する住民に対するH5N1感染鶏の取り扱いについて、教育の必要性を強く訴えている。

 WHOのプレスリリースはこちらまで。(中沢真也)