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2004.10.01

【Pharma Business】 バイオファーマ時説:開発特化型ベンチャーを利用する製薬企業の思惑

 相次ぐ再編で規模を拡大した欧米製薬企業は、それによって拡充されたマーケティング力を生かすために、すぐにも売れる医薬品を外部から導入する志向を強めている。この結果、開発後期にある候補化合物は引っ張りだこになっている半面、早期段階の化合物にまで手が回らない状況にある。

 そこに目を付けて登場してきたのが、開発早期の化合物を安価に導入し、開発を進めて価値を高めた上で導出するというビジネスモデルのベンチャー企業。早期段階の化合物の受け皿になることに徹して、決して自ら医薬品の販売にまで乗り出そうとは考えていない。それどころか、一つの化合物だけを手掛けて、最後は製薬企業への身売りという形で投資を回収しようとしている企業も中にはある。言うなれば「候補化合物の一時預かり」である。(詳しくはPharma Businessをご覧ください)。