2004.09.06

ノエビア、米国産植物に皮膚細胞のアンチエイジング作用を発見

 ノエビアは、米国フロリダ州の亜熱帯気候地域に生息するパイナップル科の植物「スパニッシュモス」に、老化した皮膚細胞の機能低下を防ぐ作用や、過酸化脂質による皮膚毛細血管の内皮細胞の障害を保護する作用などがあることを発見した。研究成果は9月9日、10日に神戸で開催される日本生薬学会で発表する。

 スパニッシュモスは木の枝に付着して育つエアープランツの一種で、分析の結果、フラボノイド類やトリテルペノイド類などの有用物質を含むことが分かった。培養ヒト表皮角化細胞やヒト真皮線維芽細胞にこのスパニッシュモスから抽出したエキスを添加したところ、強い細胞賦活化作用が認められらほか、培養マウスメラノーマのメラニン産生抑制作用や活性酸素消去作用が明らかになった。またヒト皮膚微小血管内皮細胞に対しては、細胞賦活作用と過酸化脂質による障害の保護作用が認められた。

 こうした実験結果からノエビアでは、スパニッシュモスには、老化した皮膚細胞の機能低下を抑制し、毛細血管を強化・保護して肌を美しく健康に保つ作用が期待できるとしている。同社では2005年初頭をめどに発売する基礎化粧品にこの研究成果を応用する計画だ。

 ノエビアのプレスリリースはこちらで閲覧できる。(中沢真也)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 周術期のヘパリンブリッジはもういらない? プライマリ・ケア医のための心房細動入門リターンズ FBシェア数:266
  2. 指導者泣かせの新人 病院珍百景 FBシェア数:22
  3. ガイドラインが変わり過ぎる米、変わらない日本 記者の眼 FBシェア数:107
  4. サンフランシスコで私はなぜ手を洗ったのか 森井大一の「医療と経済と行政の交差点」 FBシェア数:27
  5. 棺桶に入るまでにやりたいことリスト (前編) テクノ アサヤマの「今日がいちばんいい日」 FBシェア数:77
  6. 42 歳男性。動悸 日経メディクイズ●心電図 FBシェア数:0
  7. 【レッスン5】異常陰影を指摘せよ(難易度 中) 山口哲生の「目指せ!肺癌検診の達人」 FBシェア数:29
  8. 癌検診を受けない人は総死亡率が有意に高い JAMA Intern Med誌から FBシェア数:19
  9. EGFR変異陽性肺癌の治療選択で改めて示されたT… 日経メディカルOncologyリポート FBシェア数:50
  10. マイナンバーカードを使った資格確認の導入に向け改… 医療保険部会で厚労省が方針を発表 FBシェア数:29
医師と医学研究者におすすめの英文校正