日経メディカルのロゴ画像

2004.09.03

余分な脂や塩分を減らすオーブン、300℃の水蒸気で加熱、ビタミンCの酸化も抑制

 水蒸気で食品を加熱することで、余分な脂や塩分を減らせるオーブンが登場した。シャープは9月1日、水蒸気加熱によるウォーターオーブン「ヘルシオ」を発売した。希望小売価格は12万6000円。

 約300℃の水蒸気を食品に噴霧して調理することで、余分な脂や塩分を落とせるという。例えば200gのステーキなら、フライパンで調理する場合より脂を約8倍落とし、カロリーを約13%カットできるという。

 噴霧した水蒸気の熱で食品内部の脂を溶かし、しみ出した脂を食品の表面につく水分が一緒に洗い落とす仕組み。

 一方、塩分を落とす効果は、例えば塩鮭を焼く場合で、ガスグリルの約3倍高いという。食品の表面に付着する水分に食品中の塩分が移動し、塩分を含んだ水が食品からしたたり落ちるため、食品に含まれる塩分が少なくなる。

 さらに、オーブン内に充満する水蒸気によって酸素濃度が低くなり、ビタミンCの酸化を抑制できるという。ビタミンCの残存率は、カボチャの場合、従来のオーブンに比べて約1.8倍、ブロッコリーの場合、鍋でゆでたときの約1.4倍という。

 プレスリリースはこちらまで。(小山千穂、日経ヘルス