2004.09.02

キューサイ、ケール培地で培養したアガリクス抽出物に中性脂肪、血圧改善効果を確認

 キューサイは9月1日、独自の培養法によるヒメマツタケ(アガリクス)抽出物についての動物実験で、高脂血症や高血圧など生活習慣病に対する改善作用を確認したと発表した。高崎健康福祉大学との共同研究で、研究結果は9月1日に奈良市で開催された日本きのこ学会で発表した。

 研究グループは、キューサイが製造・販売している青汁の原料である緑黄色野菜のケールを培地としてヒメマツタケを培養し、ケールとヒメマツタケの菌糸体を含む培養物の抽出液の作用を検討した。キューサイではこの培養物抽出液を「キューサイアガリクス」として今春から販売している。

 肥満モデルラットに6〜16週齢の間、上記の培養物抽出液を投与したところ、中性脂肪値が平均600mg/dL強から400mg/dL弱へと有意に減少したほか、投与群では非投与群に比べ、総コレステロールなど血清脂質に関する検査値が有意に改善したという。また、高血圧自然発症ラットを塩化ナトリウム添加飼料で飼育し、14〜24週齢の間、抽出液を投与したところ、投与群では非投与群に対して量依存的に血圧上昇が抑制されたとしている。(中沢真也)

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