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2004.08.30

【Pharma Business】 アナリストの眼:四半期決算の功罪

 四半期ごとの決算開示が本格的に始まった。昨年度から、既に売上高のみの部分的な開示は行われていたが、本年4月から始まった期からは、すべての上場企業に損益計算書、貸借対照表など財務諸表の開示が義務づけられた。四半期ごとの決算開示は、欧米の上場企業では一般的に行われており、日本でも東証マザーズ上場企業などには義務づけられている。

 四半期決算における製薬企業の情報開示状況は様々だ。既に昨年度から中間期・通期決算並みの開示に踏み切ったり、発表当日にテレフォンカンファレンスを行うなど積極的な対応をとっている企業がある一方で、前年比も示さない最低限の開示で済ます企業もあるなど、各社の足並みはそろっていない。

 そこで、運用が開始されたばかりの四半期決算開示について、株式市場にかかわる者から見た現状のメリットと問題点を挙げてみたい(詳しくはPharma Businessをご覧ください)。