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2004.08.25

【Pharma Business】 SCRIP MAGAZINE:進化を続ける骨粗鬆症治療薬(上)

 骨粗鬆症の治療方法としてかつて主流だったホルモン置換療法(HRT)は、乳癌や他の疾患を発症する危険性が指摘されたことから長期処方は奨励されなくなった。代わりにここ数年はビスフォスフォネートが、主役になりつつある。

 ビスフォスフォネートは、イーライリリーの選択的エストロゲン受容体モジュレーターであるEvista(ラロキシフェン)やカルシトニンと同様に、骨吸収を阻害する作用を有している。ニューヨークのヘレンヘイズ病院に勤務するロバート・リンゼー博士は、「骨折のリスクが高い人の場合、ビスフォスフォネートが標準的な治療薬となっている」と語る。

 ビスフォスフォネート製剤で売上高が大きいのは、メルクのFosamax(アレンドロネート)とアベンティスのActonel(リゼドロネート)である。両剤とも、破骨細胞の働きを抑制することで骨の吸収を抑え、さらに再石灰化を促すことで骨密度を上昇させる(詳しくはPharma Businessをご覧ください)。