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2004.07.30

若い世代との交流の機会が「全くないお年寄り」が増える傾向に

 内閣府がまとめた「高齢者の地域社会への参加に関する意識調査」で、若い世代との交流の機会が「全くないお年寄り」が増えていることが分かった。1993年の調査では「全くない」と回答した人が7.7%と少なかったが、1998年の調査では12.9%に増え、今回の調査(2003年12月実施)では17.7%と増加していた(図)。

 健康の状態別にみると、「健康状態が良くない人」ほど、若い世代との交流する機会が「ない」割合が高くなっている。「健康状態が良くない人」で交流の機会が「ない」人は89.3%で9割近くになっている。一方、「健康状態が良い人」で、若い世代と交流する機会が「ない」人は39.9%だった。

 このほか、外出する頻度が低い人ほど交流する機会が「ない」の割合が高く、「月に2〜3日以下」では78.0%だった。

 年齢階層別では、年齢が高い人ほど、交流する機会が「ない」の割合が高く、「60〜64歳」では42.6%だが、「80歳以上」では64.8%となっていた。

 調査は、1993年から実施しているもので、今回で4回目。調査期間は、2003年12月4日から12月23日。調査対象は60歳以上の男女。調査方法は調査員による面接聴取法。地域社会に参加するための環境、社会参加活動についての実態と意識、地域活動についての考え方、世代間交流についての実態と意識などについて調査している。

 結果報告書については現在、内閣府のホームページのこちらで閲覧できる。(三和護)