2004.07.07

【癌治療の将来に関するアンケート調査2004】No.4 「もっとも注目している癌」の1位は「肺癌」で26.7%



 MedWaveは米国癌治療学会の開催を機に、web上で「癌治療の将来に関するアンケート調査」を実施。6月7日から21日までに、120人の協力が得られた。調査では、「現在、最も注目している癌」を回答してもらった後、その理由も尋ねた(複数回答)。

 「最も注目している癌」の1位は「肺癌」で、26.7%と抜きん出ていた。次に多かったのは、「大腸癌」の13.3%。以下、「乳癌」が10.0%、「卵巣癌・子宮癌」が8.3%、「胃癌」が6.7%で続いている。

 昨年6月に実施した「癌治療の将来に関するアンケート調査」(調査協力者162人)でも、同様に「現在、最も注目している癌はどれか」を尋ねているが、その時も、最も回答が多かったのは「肺癌」で、25.9%だった。次に多かったのは、「大腸癌」の10.5%。以下、「胃癌」と「膵臓癌」が8.6%、「肝癌」と「卵巣癌・子宮癌」が7.4%で続いていた。

 前回との比較では、肺癌と大腸癌の順位は変わらなかったが、3位以下の順位で変化が見られた。特に、「乳癌」が4.9%から10.0%に増えているのが注目できる。逆に、「肝癌」が7.4%から2.5%に減っているのが気になるところだ。



 理由で最も多かったのは、「自分の専門領域だから」で55.8%だった。「患者数が多いから」が40.0%、「予後が悪いから」が32.5%、「治療方法の改善が期待できるから」が30.8%で続いた(複数回答)。

 もっとも注目している癌の1位だった「肺癌」を挙げた人の理由をみると、「予後が悪いから」と「患者数が多いから」が56.3%で並んだ。「自分の専門領域だから」は43.8%で、「治療方法の改善が期待できるから」が18.8%、「早期発見が困難だから」が15.6%で続いた。

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 餅の窒息や風呂での溺水で警察は呼ぶ? 薬師寺泰匡の「だから救急はおもしろいんよ」 FBシェア数:16
  2. 【レッスン5】異常陰影を指摘せよ(難易度 中) 山口哲生の「目指せ!肺癌検診の達人」 FBシェア数:19
  3. 周術期のヘパリンブリッジはもういらない? プライマリ・ケア医のための心房細動入門リターンズ FBシェア数:205
  4. 大腸ポリープが腫瘍かどうかをAIが瞬時に判定 トレンド◎AI搭載の診断支援ソフトが国内初承認、年内発売へ FBシェア数:47
  5. 過敏性腸症候群ではプラセボ効果も治療のうち 田中由佳里の「ハラワタの診かた」 FBシェア数:51
  6. 敗血症へのステロイド投与のメタアナリシス JAMA Internal Medicine誌から FBシェア数:41
  7. この処方箋の患者はかぜ?それとも肺炎? 短期連載(1):Dr.キタカズの「成人市中肺炎の処方箋」 FBシェア数:39
  8. 外来での感染症診療は適切なアセスメントから 岡秀昭の「一般外来で感染症をどう診る?」 FBシェア数:107
  9. 職員を採用できずに開業した医師が語った事情 その開業、本当に大丈夫ですか? FBシェア数:49
  10. スギ花粉、関東以南は2月中旬から飛散開始 日本気象協会発表、花粉量は例年よりも多いが前シーズンより少なめ FBシェア数:6
医師と医学研究者におすすめの英文校正