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2004.07.05

日医と四病協が定期協議へ、7月から隔月で開催

 日本医師会と四病院団体協議会が、この7月から、2カ月に1度のペースで定期的に協議を始めることが明らかになった。7月2日に開催された第54回日本病院学会のシンポジウムの席上で、全日本病院協会会長の佐々英達氏が公表した。

四病協に加盟しているのは、全日病のほか、日本医療法人協会、日本精神科病院協会、日本病院会。日本医師会の病院担当副会長の寺岡暉氏や担当常任理事と、これらの病院団体の幹部が会合を持ち、お互いに情報をやりとりし意見を交換していく。

 シンポジウムに参加していた日医の植松治雄会長は、「担当役員に腹を割った話し合いをするように言った。2006年の診療報酬改定で、(定期協議を)やってよかったという結果を残せるようにしたい」と、期待を表明している。  

 現在、診療報酬の決定の場である中央社会保険医療協議会には、日本医師会の推薦という形で全日病会長の佐々氏が参加しているが、病院団体の代表として参加している委員はいない。これに象徴されるように、病院団体側には、自分たちの意見が厚生行政に反映されにくいという不満がかねてからあった。  

 診療所経営者が会員の多数を占める日医との定期協議の開催で、病院団体の意見がどれだけ汲み上げられるようになるか注目される。
(井上俊明、医療局編集委員)