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2004.06.30

5月の月別定点当たり患者報告数−−性感染症、若年層で女性の報告が目立つ

 国立感染症研究所感染症情報センターは6月25日、性感染症について、5月の月別定点当たり患者報告数を公表した。性感染症定点数は924で、性器クラミジア感染症、性器ヘルペスウイルス感染症、尖圭コンジローマ、淋菌感染症の4疾患が報告されている。それによると、淋菌感染症では男性の割合が高く、ほかの3疾患では若年層で女性の報告が目立った。

 5月の月別定点当たり患者報告数は、性器クラミジア感染症が3.44(報告数3177)、性器ヘルペスウイルス感染症が0.84(同779)、尖圭コンジローマが0.60(同551)、淋菌感染症が1.48(同1371)。

 男女別では、性器クラミジア感染症が男性1.51、女性1.93、性器ヘルペスウイルス感染症が男性0.33、女性0.51、尖圭コンジローマが男性0.33、女性0.27、淋菌感染症が男性1.24、女性0.24だった。

 特徴としては、淋菌感染症では各年齢層で男性の占める割合が高い点と、他の3疾患では、特に若年層で女性の報告が目立つ点だ。たとえば性器ヘルペスウイルス感染症では、女性の15〜19歳の層で定点当たり報告数が0.04で、全体の5%近くに迫っている。また、尖圭コンジローマでも、15〜19歳の層で定点当たり報告数が0.04であり、こちらは全体の7%近い。性器クラミジアでも同様で、女性の15〜19歳の層で定点当たり報告数が0.4近くあり、全体の11%を超えている。

 なお、過去5年間の同時期との比較では、女性の性器ヘルペスウイルス感染症と尖圭コンジローマが多くなっており、男性では尖圭コンジローマが目立っている。(三和護)