2004.06.25

【世界脳卒中会議ダイレクト】 会場は客船埠頭:飛鳥もお目見え、世界有数の客船が相次ぎ寄港

 第5回世界脳卒中会議が開催されているカナダプレイスは、ホテルとコンベンションセンター、それに客船の埠頭が複合した施設だ。会場地下はSea Busというフェリーの発着場になっている。驚いたことに、学会開催中、会場の両側に世界の名だたる有名客船が毎日入れ替わりで入港し、短いときにはほんの数時間でまた出航していく。客船ウオッチャーにはこたえられない学会だ。豪華客船の乗客を相手にするだけあって、施設内のホテルはバンクーバー一の豪華ホテルだ。当然、宿泊代も高い。

 複合施設は縦帆が並んだスクーナー型と呼ばれる帆船を模したデザインになっている。この両側に客船が着く。開催初日の23日に会場のポートサイド(左舷のこと)に着いたのは、Holland America Line社のVolendam(フォーレンダム)号。1999年就航の最新鋭船で全長は238m、6万3000総トン。1440人の乗客を乗せることができる。黒いシャープな船体はあのクイーンエリザベス号に次ぐ大きさだ。

 同じ23日夜に会場のスターボードサイド(右舷)に到着したのは、Raddison Seven Seas Cruise社が運行するSeven Seas Mariner号。全長204mで総トン数は5万トンとVolendam号よりも一回り小さいが、乗船定員を700人に抑えており、旅の豪華さではひけをとらない。2001年に就航した。

 24日には、2000年に就航したSilver Sea Cruise社のSilver Shadowが立ち寄った。全長182m、2万8000総トンという小型客船だが、評価は上記2船が5つ星なのに対して最高ランクの6つ星。船体の美しさには定評がある。これら3船とも日本にも寄港したことがある。開催前日の6月22日には日本郵船の飛鳥が来訪していた。世界のクルーズ人口の3分の2は北米に集中しているとか。慌ただしく飛行機で行き来する一般人はうらやましげに眺めるしかないようだ。(中沢真也)

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