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2004.06.14

CDCが米Immunetics社と共同で初の炭疽菌感染検査キット開発

 米国疾病対策センター(CDC)は6月7日、米Immunetics社(マサチューセッツ州ボストン)と共同で、初の炭疽菌感染検査キットを開発し、このほどFDAの承認を得たことを公表した。

 この検査キットの名前は、「Anthrax Quick ELISA」。従来の抗体を調べる方法では、結果を得るのに約4時間要したが、Anthrax Quick ELISAでは1時間以内で済むという。この検査キットは近く、米国内の民間検査センターで使用可能になるという。これまでは、CDCや米国陸軍以外で、炭疽菌の抗体検査が可能な検査センターは、ごく僅かだった。

 なおCDCによると、米国で2001年に起こった炭疽菌によるテロ攻撃で、22人が発症、5人が死亡したという。ヒトへの感染は、感染した動物を扱ったり、炭疽菌の胞子を吸い込むことなどで起こるとしている。詳しくは、CDCのニュース・リリースまで。(當麻あづさ、医療ジャーナリスト)