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2004.05.31

2004年診療報酬改定の影響度 診療所の3割が「減収」と予測

 今年4月実施の診療報酬改定の結果、約3割の診療所が減収を見込んでいることが、日経ヘルスケア21の「e定点観測」調査で明らかになった。調査は、同誌の調査に定期的に協力している130の診療所を対象に、この5月に実施したもの。103の診療所開業医から回答を得た(有効回答率79.2%)。回答者の平均年齢は46.6歳で、標榜している主な診療科目は内科53.4%、整形外科7.8%、外科6.8%など。

 診療報酬改定の影響度については、「増収になりそう」と回答したのはわずか4.9%。「ほぼ横ばい」が64.1%と多数を占め、「減収になりそう」と回答した診療所も30.1%を数えた。このため、2004年(2004年度)の医業収支を予測してもらった質問では、2003年(2003年度)に比べて「悪化すると思う」と回答した診療所が、やはり30%を超える結果となっている。

 この調査では、2003年(2003年度)の医業収支が、2002年(2002年度)より悪化の傾向にあることも明らかになっているが、今回の診療報酬改定でこうした状況に拍車がかかることになりそうだ。

 なお、調査結果は、日経ヘルスケア21の6月号「e定点観測」に掲載される。(井上俊明、日経ヘルスケア21