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2004.04.26

乳腺疾患専門の相良病院 患者のプライバシーへの配慮から番号による呼び出し開始

 鹿児島市にある乳腺疾患専門の特別医療法人博愛会・相良病院(相良吉厚院長、81床)では、外来での患者の呼び出し方法について検討した結果、5月から番号による患者の呼び出しを開始する。「当院の患者はほとんどが女性ということもあって、プライバシーの配慮には細心の注意を払っている」と事務局長の下野義弘氏は話す。

 これまでは、患者をフルネームで呼び出す方法が基本で、要望があれば呼び出さずにスタッフが患者に直接声をかけていた。しかし、番号制を導入後は、来院した患者すべてに受付で番号札を渡し、番号と名前のどちらを使って呼び出してほしいかを、あらかじめ患者に尋ねる。また要望があれば、呼び出しはせずに、職員が患者のもとに出向くのは従来通りだ。

 「医療機関に対する患者の要求も年々厳しくなり、医療機関だから仕方ないという言訳はもはや通用しなくなっている」と下野氏。待合や診察室で、患者に不快な思いをさせないことは、患者に選ばれる医療機関の重要な条件となってくるだろう。

*同病院のケースは日経ヘルスケア21の5月号「待合・診察室でのプライバシー対策」にも紹介されていますので、ぜひご覧下さい)
(友吉 由紀子、日経ヘルスケア21