日経メディカルのロゴ画像

2004.04.05

日薬が調剤報酬改定に係わるQ&Aを作成

 日本薬剤師会はこのほど、2004年度調剤報酬改定に係わるQ&Aを作成し、都道府県薬剤師会宛てに送付した。厚生労働省も3月30日付けで診療報酬改定に関する、医科、歯科、調剤の疑義解釈資料を公表しているが、同Q&Aはそれを補完する目的で作られたもの。厚労省資料に比べ、多くの項目を取り上げ、かつ詳細な解説を加えている。主な内容は以下の通り。なお、日薬が厚労省とは別に改定に関するQ&Aを作成するのは今回が初めて。

 まず、分割調剤関係では、2回目以降の分割調剤に係わる処方せんと新規の処方せんを同時に受け付けた場合は、それぞれ分割調剤分の調剤基本料と通常の調剤基本料の算定が可能とした。また、浸煎薬や湯薬の調剤料に関しては、投与日数に係わらず1調剤につき120点という点数設定になっていることから、同一薬局で分割調剤を行えば、2回目以降の分割調剤時にもその都度、1調剤につき120点算定できるとした。

 一包化薬調剤料については、一包化薬の中に後発品や麻薬加算・向精神薬加算・覚せい剤原料加算・毒薬加算の対象となる医薬品が含まれていた場合、これらの加算の算定は可能とした。ただし、一包化薬の中に複数の後発品が含まれていても、後発医薬品調剤加算は1回しか算定できないのに対し、麻薬加算・向精神薬加算・覚せい剤原料加算・毒薬加算については、それらの対象となる医薬品が複数含まれていた場合、服用時点が異なるか、または服用時点が同一でも投与日数が異なれば、それぞれ算定が可能とした。また、一包化薬の中で自家製剤加算や計量混合調剤加算に相当する製剤を行っても、これらの加算の同時算定は不可とした。
(庄子育子、日経ドラッグインフォメーション