2004.04.01

日本医師会、写真・イラストでたばこの危険性訴える警告表示を提唱

 日本医師会は3月30日、同会禁煙推進委員会の報告として、たばこのパッケージに掲載する有害性の警告表示案を発表した。警告表示はパッケージの「主たる表示面」(前面と裏面)の50%以上を占めるようにし、必ず写真やイラストを入れる。警告文は20文字前後の簡潔な文章にし、一目で理解できるようにすべきだとしている。例えば、「喫煙はあなたに肺がんを起こします」として、肺気腫病変がある喫煙者の肺と非喫煙者の肺を写真で対比する案を提示している。

 財務省も国際的な禁煙推進の流れを受けて、2005年7月から警告表示の改定を予定しているが、警告は主表示面の3割以上としているほか、文言が長く、やや読みづらい。妊娠女性に対する警告文面は次のようなものだ。

 「妊娠中の喫煙は、胎児の発育障害や早産の原因の一つとなります。疫学的な推計によると、たばこを吸う妊婦は吸わない妊婦に比べ、低出生体重の危険性が約2倍、早産の危険性が約3倍高くなります。(詳細については、厚生労働省のホーム・ページをご参照ください)」。

 これではかえって警告として訴求力が弱いというのが日本医師会の見解だ。(中沢真也)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 手代木社長に聞く、ゾフルーザの出荷調整の理由 厚労省発表では、ゾフルーザの供給量は約40.8万人分 FBシェア数:91
  2. 釣り針が刺さったら糸1本でポーン!と抜こう EM Allianceの「知っ得、納得! ER Tips」 FBシェア数:72
  3. インフルエンザ診療に迅速検査キットは必要? 岡秀昭の「一般外来で感染症をどう診る?」 FBシェア数:226
  4. 「お楽しみ程度の経口摂取を」で本当にいいの? 吉松由貴の「誤嚥性肺炎、診療の知恵袋」 FBシェア数:220
  5. 意思を確認できない患者の情報はどこまで開示可能? 特集◎これってコンプライアンス違反?《8》家族への情報開示 FBシェア数:10
  6. 腹部エコーが「難しい」と感じるのはなぜか? 今さら聞けない画像診断のキホン FBシェア数:24
  7. ガイドラインが変わり過ぎる米、変わらない日本 記者の眼 FBシェア数:120
  8. アドレナリンが効かなかったワケ アンサングシンデレラ 病院薬剤師 葵みどり FBシェア数:147
  9. 周術期のヘパリンブリッジはもういらない? プライマリ・ケア医のための心房細動入門リターンズ FBシェア数:270
  10. やる? やらない? 事務部門の外部委託 診療所経営駆け込み寺 FBシェア数:18
医師と医学研究者におすすめの英文校正