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2004.03.10

【インフルエンザ速報】 高病原性トリインフルエンザが発生した農場などで発見された死亡カラス、分離されたウイルスはH5N1亜型と判明

 農林水産省は3月9日、3月5日に京都府内の浅田農産船井農場および園部町内で発見された死亡カラスから分離されたウイルスは、H5N1亜型のA型インフルエンザウイルスと確認されたと発表した。これは両地域で確認された高病原性鳥インフルエンザウイルスの血清亜型と同じだった。

 3月5日に浅田農産船井農場内で2羽、近隣の園部町内で2羽の死亡カラスが発見された。中央家畜保健衛生所が実施した簡易キットではすべて陰性だったが、念のため、ウイルス検査を実施したところ、浅田農産船井農場の1羽、園部町内の1羽からA型インフルエンザウイルスが分離され、独立行政法人農業・生物系特定産業技術研究機構動物衛生研究所において、病性鑑定を行っていた。

 なお、同省では「鶏卵、鶏肉を食べることにより、トリインフルエンザウイルスが人に感染することは世界的にも報告されていない」とし冷静な対応を呼びかけている。(三和護)

■ 参考図書 ■