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2004.03.02

東京都医師会がMML機能搭載の電子カルテ機種を4月にも公表

 情報開示と地域医療連携を推進するためのプロジェクト「HOTプロジェクト」を進める東京都医師会は、会員に対し、推奨する電子カルテ機種を4月にも公表する。HOTはHealth of Tokyoの略で、都内の診療所や病院を電子カルテで結んで、医療連携や患者への情報提供を行おうというもの。これを実現するためには、個々の電子カルテの情報が共通の言語を介して相互にやりとりする必要がある。そこで東京都医師会では、データの標準交換規約MML(Medical Markup Language )への変換機能を搭載した電子カルテを会員に推奨する方針を決め、各ベンダーに説明、都医がテスト環境を提供する形で準備を進めてきた。

 東京都医師会理事で情報システムを担当する大橋克洋氏は日経ヘルスケア21のインタビューに対し、「テスト環境の整備がほぼ終了した。各ベンダーがそれを使ってテストをし、動作確認ができたものから機種を公表していく。予定では4月ころまでには2〜3機種は公表できるだろう」と話している。

 地域での医療連携に電子カルテを活用しようという地区医師会は全国にも多く、東京都医師会のこの試みへの関心は高い。今のところ、MML機能搭載機種はまだ少ないが、これで一気に増えていくかもしれない。

 なお、大橋克洋氏へのインタビューは3月8日発売の「日経ヘルスケア21」3月号に掲載される。  
(千田敏之、日経ヘルスケア21