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2004.02.25

【インフルエンザ速報】 トリインフルエンザの緊急調査研究に感染経路の調査と病原性解析を追加

 環境省は2月24日、トリインフルエンザ対策の一環として農林水産省や厚生労働省を中心に進められている緊急調査研究に、ウイルスの感染経路と病原性解析を追加実施すると発表した。山口県に続いて大分県で発生した高病原性トリインフルエンザの流行が時間的、距離的に隔たりがあり、感染した鶏の飼われ方や種類が異なることから、ウイルス防疫に関する知見を高める目的で実施する。

 感染経路の調査については、大分県で分離されたウイルスのゲノム解析を行い、山口県など既知のウイルスと比較するほか、野鳥の飛来経路などを解析して、分離されたウイルスの起源を解明する。また、大分県で分離されたウイルスの鳥類とほ乳類における伝播の可能性と病原性を明らかにする。感染経路の研究は、動物衛生研究所と鳥取大学、財団法人の自然環境研究センターが、病原性解析は動物衛生研究所がそれぞれ担当する。研究費は合わせて2800万円程度を想定している。

 本件についての環境省のプレスリリースはこちらまで(一部pdfファイル)。(中沢真也)