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2004.02.24

富山化学、ニューキノロン系抗菌点眼薬を韓国の東亜製薬に導出

 富山化学工業は2月23日、開発中の点眼用抗菌薬「TN-3262a」を韓国の東亜製薬に導出すると発表、2月19日に東亜製薬と契約を締結したことを明らかにした。今回の契約で富山化学は東亜化学に対して、韓国における開発・販売の独占的実施権を付与し、東亜化学は契約金を支払う。製品は富山化学が供給する。

 TN-3262aは、同社が創製したニューキノロン系の経口抗菌薬オゼックス(一般名:トシル酸トスフロキサシン)を点眼用にしたもので、富山化学とニデックが共同開発を進めて国内の臨床試験を終了しており、2004年第2四半期の製造承認申請を目指している。眼感染症の主な原因菌であるブドウ球菌やレンサ球菌、肺炎球菌などに対して強い抗菌力があり、既存の抗菌薬と比較してクラミジアに対する抗菌力が優れているという。国内ではニデックと大塚製薬に国内販売権が供与されている。

 この契約についての富山化学のプレスリリースはこちらまで。(中沢真也)