2004.02.16

【注目の企業】 レストランで、「BCAAが豊富な料理」はいかが 大塚製薬がBCAAの普及啓蒙を狙う

 大塚製薬は、東京・東銀座のレストラン「サロン・ド・サンク」と提携し、BCAA(分岐鎖アミノ酸)を多く含む特別料理を提供する。

 2月27日までの約1カ月間の期間限定で実施し、同レストランをBCAAの普及・啓蒙の情報発信基地に位置付ける。

 BCAAはアミノ酸の一種。9種類の必須アミノ酸のうち、バリン、ロイシン、イソロイシンの三つを指す。BCAAを運動前に摂取すると、運動時に使われる筋肉の中で主要なエネルギー源となり、傷ついた筋肉の修復が促され、疲れがたまりにくくなる。

 同社は、BCAAを2g含むアミノ酸飲料「アミノバリュー」を2003年から販売。アミノ酸入り飲料は、大手飲料メーカー各社も商品化しているが、アミノバリューはBCAAが中心で、含有量も他社飲料より多めであることをアピールしたい考え。

 レストランでは、BCAAが豊富な特別メニューを用意。BCAAは肉、魚、卵、乳製品、豆腐などに含まれるので、これらの食材を多く使う料理を提供する。

 ランチ(1800円)、ディナー2種(3000円、5000円)はいずれもコース料理で、たとえばランチでは、チーズや鶏肉、卵、豆腐などを使い、1食でBCAAを約7.2g摂取できるという。

 ちなみに、一般的なBCAAのサプリメントは1回の目安量が2〜3g程度。コース料理を食べると、その約2、3倍をとれることになる。

 ただし、BCAAリッチな料理はかなりボリューム感があり、ランチでも総カロリーは924キロカロリーと多く、塩分は約5gとなっている。

 なお、『サプリ&機能性食品』サイトの専門記者二人がランチを試食したが、「メニューからはヘルシなーイメージが伝わるが、実際に食べてみると塩分が強く、おいしいとはいえなかった。女性にはカロリー量も気になる」。

 期間中、レストラン内に体脂肪率や基礎代謝量を測れる体重体組成計を設置した「BCAAルーム」を設け、レストランの利用者以外にも無料で開放している。また、効果的な運動法やBCAAの摂取方法などを紹介するパネル展示も行っている。利用者には「BCAAについての理解を深め、自分の体に興味を持つきっかけにして欲しい」(サロン・ド・アミノ事務局)という。

 同社は、5月にも同様の企画を予定している。(小山千穂)

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