2004.02.12

【インフルエンザ速報】 H5N1感染のベトナム姉妹、再報告でもヒト型ウイルス遺伝子の混入なし

 ベトナムでヒト−ヒト感染が疑われている症例の報告に別人の検査データが紛れ込んでいた問題で、世界保健機関(WHO)は2月11日、再調査の結果、当初発表と同じく、ヒトインフルエンザウイルスの遺伝子が混入した形跡はなかったと発表した。これは、新婚夫妻と夫の妹2人が高病原性トリインフルエンザ(H5N1)に感染し、鶏への接触が確認されていない一人について、家族からのヒト−ヒト感染が疑われていたもの。結果的には心配されていたH5N1のヒト型への変異がまだなかったことが確認されたことになる。

 WHOでは同日、H5N1に関する国際的サーベイランスのガイドラインを発表した。英文25ページからなるガイドラインでは、H5N1ヒト感染の確定診断についての定義、WHOへの報告様式、ヒト−ヒト感染を検出するための感染パターン監視法などを掲載している。

 世界保健機関(WHO)が2月11日に発表したH5N1流行速報第21報はこちらまで。(中沢真也)

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