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2004.02.10

【インフルエンザ速報】 欧州、H5N1流行でアジアからの鶏肉やペット鳥輸入規制を強化

 欧州連合(EU)は、高病原性トリインフルエンザ(H5N1)の人間への感染発生を重くみて、タイからの家きん肉と肉製品、猟鳥類、卵の輸入停止を今年8月15日までの約6カ月間とすることを決めた。ただし、今後継続的に評価を実施し、状況によって措置の変更もあり得るとした。また、日本とは異なり、70度以上の加熱を行った家きん肉製品については、感染リスクがないとして、輸入停止措置の対象とはしていない。

 EUは併せて、アジアのトリインフルエンザ感染国からのペット鳥についても輸入停止措置を発動した。従来、EU加盟国への輸入の際には30日間の隔離措置を実施していたが、流行が拡大していることから、防疫のため、全面的な輸入停止に踏み切った。2003年の輸入実績は約10万羽、大半がオウム、バタン、セキセイインコなどのオウム類で、中国、パキスタン、インドネシアから輸入されている。

 高病原性トリインフルエンザ流行に対する欧州の対応についてはこちらまで。(中沢真也)

■ 参考図書 ■