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2004.02.08

【インフルエンザ速報】 東京都、養鶏関係者へのワクチン接種などトリインフルエンザへの対応強化を発表

 東京都は2月6日、養鶏業関係者へのインフルエンザワクチン接種など、高病原性トリインフルエンザへの強化対応策を発表した。これまで、山口県の養鶏場における高病原性トリインフルエンザ発生を機に、養鶏場の調査や都民への情報提供、相談窓口の設置などを実施してきたが、ベトナム、タイで人間への感染が発生していることから、対応強化を決めた。対応策は次のとおり。

1.養鶏業関係者へのインフルエンザワクチン接種
新型インフルエンザ発生阻止を目的に、トリインフルエンザに曝露するリスクが高い養鶏業関係者に通常のヒト型インフルエンザワクチンを接種するもの。今シーズンワクチンを接種していない養鶏業関係者に対して保健所で無料接種する。期間は2月12日から1週間程度。

2.ウイルス検査の実施
鶏へのトリインフルエンザ感染が発生した養鶏業関係者にインフルエンザ様症状の患者が発生した場合は、受診医療機関からの報告を受けてウイルス検査を実施する。

3.抗ウイルス薬の確保
トリインフルエンザウイルス感染者の治療のため、抗ウイルス薬(リン酸オセルタミビル=タミフル)の供給ルートを確保する。このため、東京医薬品卸業協会などに協力を依頼する。

 本件に関する東京都のプレスリリースはこちらまで。(中沢真也)

■ 参考図書 ■