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2004.01.22

【ヘルスケア2004速報】 ナムコ リハビリとエンターテイメントを融合、新しい介護予防の形を提案

 1月21日開幕したヘルスケア2004で、にぎやかな音と来訪者の笑顔がひときわ目立っていたのがナムコのブース。「太鼓の達人」「ワニワニパニック」など、街角のゲームセンターに並んでいるおなじみのゲームマシンが4台。いずれも高齢者施設に設置され、熱烈な支持を得ているというものだ。

 同社がリハビリ用のゲームマシンの開発に関わって10年。当初はリハビリとしての機能面を重視し、派手な色も音もスコア表示もなくしたが、利用者には不評だったという。エンターテイメント企業ならではの楽しさを提供しつつリハビリに貢献するものをと発想を転換、これらの「リハビリテイメントマシン」の開発につながった。

 あえて、色もデザインもスコアも、すべて普通のマシンと変わらないものにしたが、その一方で、車いすでも利用できる仕様にしたり、押しボタンを足押し式にしたりなどの細やかな配慮が施されている。

 マシンは現在約50施設で導入されているが、非常に好評で、夢中で取り組む姿がみられるようになったという。ボタン操作でお目当てのお菓子などを取り出せるSWEETLAND4は、お孫さんのためにがんばる利用者も多いとか。年齢や障害の有無に関わらず、だれでも楽しいことには意欲的になる。われわれがゲームセンターに遊びに行くように、高齢者がデイセンターに楽しみに行く。そんな新しいリハビリや介護予防事業の可能性を感じさせられる展示だった。
(川崎敦子)