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2004.01.08

真空採血管の製造・輸入、7月から滅菌処理品に切り替え−厚労省が指示

 厚生労働省は1月5日、採血に広く用いられている真空採血管について、遅くとも2004年7月1日までに滅菌処理を施した製品に切り替えること、2004年12月1日以降は未滅菌品が市場に流通しないようにすること、の2点を真空採血管の製造業者や輸入販売業者が速やかに実行するよう、都道府県宛てに指導を依頼する通知(薬食発第0105007号)を行った。

 真空採血管は減圧した採血管の吸引力によって装着するだけで採血できることから、採血者の手間や患者の負担が少なく、医療現場で日常的に使われているが、採血中に駆血帯をはずすなどして血管内の圧力が急減した場合、採血管内の血液が体内に逆流する可能性があることから、未滅菌の採血管を用いる危険性が指摘されていた。(中沢真也)