2003.12.16

【2型糖尿病診療の実際】No.6 血糖管理で使っている検査指標、「HbA1c値」が97.3%



 2型糖尿病患者の血糖管理で、使っている検査指標については、「HbA1c値」を挙げた人が97.3%とほとんどだった。随時血糖値は53.1%、空腹時血糖値は40.1%だった(複数回答、n=292)。

 その他では「毎食前・食後血糖」「朝食後2時間値」「食後尿糖」「食後2時間値」「食後1.5〜2時間の血糖値」を指標とする人が目立つ。

 このほかでは、「自宅での尿糖試験紙検査」「自宅での血糖測定」「血中CPR」「空腹時血中インスリン値」のほか、「フルクトサミン」「グリコアルブミン」を挙げる人も少なくなかった。

 職場別では、診療所、200床未満、200床以上と規模が増えるにしたがって必要と考える人が増えている。勤務地別では「北海道・東北」で必要と考える人が80%を超えた。

 調査は、医療現場の第一線で活躍している医師に、2型糖尿病を中心に、その治療方針、薬の処方経験、糖尿病に関する情報ニーズなどをたずね、糖尿病診療の今を明らかにすることを目的とした。調査はインターネット上で、協力者にアンケート画面にアクセスしてもらい、Web画面上で各質問に回答する方法をとった。

 調査協力者は、MedWaveの会員医師。アンケートの協力を要請するメールを配信し、調査協力医師を募った。調査協力者は292人で、消化器内科(26.7%)、循環器内科(20.5%)、糖尿病・内分泌代謝内科(20.2%)、その他科目(27.4%)などとなっている。調査期間は、2003年10月2日(糖尿病の日)から2003年10月30日まで。
(三和護)

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