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2003.12.16

【2型糖尿病診療の実際】No.4 2型糖尿病の診断、「HbA1c値」が96.6%



 調査では、2型糖尿病の診断にあたって、日頃どのような検査を行っているかを尋ねた(複数回答、n=292)。

 もっとも多かったのは、「HbA1c値」で96.6%とほとんどの回答者が実施していた。

 随時血糖値は80.5%、空腹時血糖値は65.1%だった。

 「75g経口ブドウ糖負荷試験」は43.8%で、過半数には達していなかった。

 プロフィールとのクロス集計では、年齢、専門科目、職場、勤務地のいずれでも、同じ傾向がみてとれた。

 ただ、「75g経口ブドウ糖負荷試験」については、「60〜69歳」「糖尿病・内分泌代謝内科」「病院200床未満」「北海道・東北」「九州」で、それぞれの属性内で50%以上の回答があった点が注目できる。

 調査は、医療現場の第一線で活躍している医師に、2型糖尿病を中心に、その治療方針、薬の処方経験、糖尿病に関する情報ニーズなどをたずね、糖尿病診療の今を明らかにすることを目的とした。調査はインターネット上で、協力者にアンケート画面にアクセスしてもらい、Web画面上で各質問に回答する方法をとった。

 調査協力者は、MedWaveの会員医師。アンケートの協力を要請するメールを配信し、調査協力医師を募った。調査協力者は292人で、消化器内科(26.7%)、循環器内科(20.5%)、糖尿病・内分泌代謝内科(20.2%)、その他科目(27.4%)などとなっている。調査期間は、2003年10月2日(糖尿病の日)から2003年10月30日まで。
(三和護)