2003.12.11

FDAが従来より簡便で迅速な炭疽菌の検査キットを承認

 米国食品医薬品局(FDA)は12月9日、炭疽菌の培養検査キット、「The Redline Alert」を承認した。従来の検査法より操作が簡単で、迅速に結果が得られる点が特徴。

 The Redline Alertは、培養を始めてから結果が出るまでの時間は15分で、特別な器具なども必要ないという。従来の検査法の中には、結果が出るまでに一晩かかるものもあった。FDAによると、世界中から集めた炭疽菌の標本145について、The Redline Alertで検査を行った結果、うち143で陽性判定が出たという。

 なお、炭疽菌感染の確定診断に際しては、The Redline Alertのほかにも検査を行う必要がある。また、同検査で陰性が出ても、炭疽菌による感染を否定はできないとしている。同検査キットは、微生物培養の訓練と経験を積んだスタッフを備えるなど、特定の基準を満たした臨床検査所での使用を想定している。

 詳しくは、FDAによるニュース・リリースまで。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)

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