2003.12.05

【インフルエンザ速報】 A香港型が流行、規模は平年並み−−東京都が今シーズンの流行予測発表

 東京都健康局は12月4日、都における今シーズンのインフルエンザ流行は、主にA香港型が流行し、流行の規模は平均的になるとする予測を発表した。この場合、都内の患者総数は140万人から210万人程度で、都民の6人から8人に一人が罹る計算になる。

 東京都では、流行するウイルス株をA香港型とした根拠については、今年秋の都民に対する抗体保有率の検査結果から、A香港型(H3N2)、Aソ連型(H1N1)、B型の抗体保有率が必ずしも高くなく、過去の流行状況から判断して、今シーズンはA香港型が流行しやすい状況にあると推測した。

 流行規模の予測は、過去12年間の都内インフルエンザ定点医療機関からの患者報告数と抗体保有率の関連を基に、今シーズンの定点報告数を約2万4900人と推計した。過去12年間の定点報告数は最も少ない年で6000人、最も多い年で4万8000人であり、今シーズンは3分位の中位「平均的規模」と推定した。

 都健康局では、予測の発表は、インフルエンザ流行に対して都民の注意を喚起するのが目的で、ウイルス株の予測は大きな変異が発生しないことが条件、規模についても気象条件やワクチン接種率で左右される可能性があるとしている。

 予測についてのプレスリリースはこちらまで。(中沢真也)

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