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2003.12.04

厚労省、グルコン酸クロルヘキシジン含む洗口剤など、ショック症例発生で対策を指示

 厚生労働省は12月3日、グルコン酸クロルヘキシジンを含有する一般用医薬品と医薬部外品、化粧品について、ショック症例が報告されているとして、都道府県などに対し、使用上の注意を改訂する指導を依頼する通知を行った。

 グルコン酸クロルヘキシジンは、市販の洗口剤や歯みがき剤に含まれているが、歯科で歯周ポケット洗浄に用いたところ、ショックを起こした症例(いずれも回復)が、2001年12月と2003年8月に発生した。これらの症例は、適応外使用によるものだが、同省では、口腔内に傷があって血液との接触が多い場合にも同様の事態が発生しうると見て、使用上の注意の改訂を求めることにした。注意事項の主な内容は次のとおり。

・口の中に傷やひどいただれがある人は使用しない。
・本剤またはグルコン酸クロルヘキシジンでアレルギー症状を起こした人は使用しない。
・使用中にじんましんや息苦しさなどが現れた時には使用をやめ、医師や薬剤師の相談する。

 医薬部外品と化粧品についての通知内容はこちらまで(pdfファイル)。(中沢真也)