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2003.10.27

NIHが高齢者向け健康・医療サイト、音声ガイドなど使い易さに工夫

 米国立衛生研究所(NIH)は10月23日、高齢者向けの健康・医療情報を提供するウェブサイト、「NIHSeniorHealth.gov」 (http://www.nihseniorhealth.gov)の公開を始めた。内容は音声でも聞くことができ、また文字の大きさを拡大したり、画面の濃淡の調節も可能など、高齢者が使い易い工夫がなされている点が特徴。同サイトは、NIHの下部組織である、National Institute on Aging (NIA)とNational Library of Medicine (NLM)が共同で開発した。

 NIHSeniorHealth.govでは、アルツハイマー病や関節炎、聴力低下、前立腺癌など、特に高齢者に関連の深いトピックスについて情報を提供している。各トピックスでは、その定義、原因とリスク要因、症状と診断、治療と研究、よくある質問とその答などといった項目に分けて内容を解説している。

 また、異なるトピックスについても、画面のレイアウトをできるだけ統一することで、利用者の混乱を避ける配慮をしているという。

 音声ガイドを使用した場合には、サイト上の見出しの上にカーソルを移動すると、その項目名を、また項目をクリックするとその内容を読み上げるので、視力が低下した高齢者でも利用することができる。

 NIAとNLMではNIHSeniorHealth.govを、高齢者に使い易いウェブサイトの雛型にしたいとし、高齢者向けサイト作成の際のポイントを盛り込んだパンフレット、「Making Your Web Site Senior Friendly: A Checklist」も作った。

 詳しくは、NIHによる、ニュース・リリースまで。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)