2003.10.01

【投稿】 ソーシャルワーカーが記録する患者のケース記録は保全対象となるのか

 ネット講座「まさかの時の医事紛争予防学」に関連して、ソーシャルワーカーの方から質問をいただきました。「ソーシャルワーカーが記録する患者のケース記録は保全対象となるのか」というものです。皆様のご意見をお待ちしております。(MedWave編集部)

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 私はソーシャルワーカー業務に就いている者です。

 証拠保全でいつも疑問に思うのは、ソーシャルワーカーが記録する患者のケース記録が保全対象となるか否かです。

 医師のカルテ、看護師の看護記録と同様、ソーシャルワーカーもケース記録を作成しており、治療に関する今後の患者からの相談・面談記録などを残しております。

 医療機関によっては、ソーシャルワーカー、PT、OT、栄養士など関連する職種が全てひとつのカルテに書き込むようになっていることもありますが、ほとんどの場合、ソーシャルワーカーはカルテとは別に独自に個人でケース記録を管理していることが多く、また、証拠保全される時は「診療録など」とされており、ケース記録までが
対象となることはほとんどないようです。

 しかしながら、これから電子カルテに記録するようになると、現行のような医師や看護師の記録だけが保全対象ではなくなってくると思われるのですが、いかがでしょうか。

編集部から】
 この件につきまして現在、ネット講座「まさかの時の医事紛争予防学」の講師をお願いしております浅井登美彦氏にうかがいました。結論は、現状でも「ソーシャルワーカーのケース記録も対象になりうる」ということでした。証拠保全の対象は、基本的に求める側が決めるので、「ソーシャルワーカーのケース記録だから」といって対象にならないということではないのです。ケース記録が病院業務の一環として行われている以上、対象になりえます。

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