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2003.07.25

FDA、慢性関節リウマチの治療薬を強直性脊椎炎に適応拡大

 米国食品医薬品局(FDA)は7月24日、慢性関節リウマチの治療薬であるエタネルセプト(商品名:エンブレル)の適応を拡大し、強直性脊椎炎の治療薬として承認した。エタネルセプトは遺伝子組換え技術によって合成された蛋白質で、慢性関節リウマチのほか、若年性関節リウマチや乾癬性関節炎の治療薬として承認されている。

 277人の患者を対象に行ったプラセボ対照二重盲検試験では、6カ月に渡り、週2回、エタネルセプトを投与した群の58%で、痛みや機能の程度に改善が見られたという。プラセボ群では、その割合は23%に留まった。なお、この被験者には、最も重症な強直性脊椎炎の患者は含まれていない。

 エタネルセプトの製造元は、Immunex Corporation社(カリフォルニア州Thousand Oaks)。詳しくは、FDAによるニュース・リリースまで。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)