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2003.06.26

納豆の粘りの主成分でミネラル吸収促進、味の素が特定保健用食品を発売

 味の素は6月26日、納豆の粘り(糸引き)の主成分であるポリグルタミン酸とカルシウムを含む特定保健用食品「カルバイタル」を発売した。30袋入り1箱で1500円、1袋1gにポリグルタミン酸53mgとカルシウム200mgを含む。1日1袋が目安量。当面、インターネット経由のみで販売する。

 ポリグルタミン酸はアミノ酸の2種類の光学異性体であるD-グルタミン酸とL-グルタミン酸が混在した重合体。酸性アミノ酸であるグルタミン酸由来なので重合体に多数のマイナスイオン(カルボキシル基)を持つ。これがカルシウムと結合することで、腸管からのカルシウム結合を促進するという。

 納豆菌由来のポリグルタミン酸自体は既存の添加物だが、味の素はカルシウム吸収促進効果の発見についての用途特許や製法特許を取得した。カルバイタルのほか、ポリグルタミン酸自体を「カルテイク」ブランドで食品加工メーカー向けに2003年7月から順次販売を開始する。

 カルバイタルの販売情報などはこちらまで。(中沢真也)