2003.05.23

【SARS速報】 新規患者数が台湾で急増、22日は65人で過去最悪に

 世界保健機関(WHO)の発表によると、22日の重症急性呼吸器症候群(SARS)の新規患者数は95人と前日の49人から大幅な増加となった。台湾からの報告が急増、22日は65人と過去最悪を更新した。依然予断を許さない状況は続いている(図参照)。
 
 新規報告数は、中国も増加。20日に17人、21日に12人と二日連続で10台にあったが、22日は25人に増えた。

 一方、台湾は今週に入ってから急増。20日に39人で過去最悪だったが、その二日後の22日には65人で、あっさり記録を塗り替えてしまった。香港は5月16日以来5人を割っている。



 2002年11月1日からの累計死者数は、5月22日現在、全体で682人に達した。中国が300人に達し、香港が258人と続いている。台湾は60人で、前日までの52人から8人増となった。

 また、12日以降、新たな死者は報告されていなかったシンガポールで、一人の死亡が報告され、29人となった。

 このほかでは、カナダ23人(5月14日以降、死者は出ていない)、ベトナム5人(4月14日以降ゼロ)、タイ2人(4月2日以降ゼロ)、マレーシア2人(4月5日以降ゼロ)、フィリピン2人(4月21日以降ゼロ)、南アフリカ1人(5月5日以降ゼロ)となっている。(三和護)

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