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2003.05.21

【SARS速報】 オリンパス、SARS対策支援として中国にファイバースコープと顕微鏡を寄贈

 オリンパス光学工業は5月20日、中国の重症急性呼吸器症候群(SARS)対策を支援するため、中国衛生省にファイバースコープと顕微鏡を寄贈すると発表した。同社の光学機器・内視鏡に関する中国総代理店、TKOオプトメディカルコーポレーションと共同で行うもの。機器の総額は1600万円相当で、5月下旬に北京市のSARS専門病院などに納入する。

 寄贈される喉頭ファイバースコープ「LF-TP」は10台で、呼吸不全に陥ったSARS患者に気管チューブを挿入する際に用いる。北京市衛生局SARS医療専門病院に全数を納入する予定で、チューブ挿入時などに患者から適度な距離を保てるため、医療従事者への二次感染予防にも役立つ可能性があるという。

 顕微鏡は蛍光顕微鏡「CX41-32L02」が10台、生物顕微鏡「CX21BIM」が20台。中国疾病予防控制中心と北京疾病予防控制中心に、それぞれ半数ずつ納品する。蛍光顕微鏡は免疫蛍光抗体法によるSARSウイルス診断検査、生物顕微鏡は培養細胞を用いたSARSウイルス病原体検査に用いる。

 この件に関するオリンパス光学工業のニュース・リリースは、こちらまで。(内山郁子)