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2003.05.08

【SARS速報】 WHOへの新規患者報告、7日は186人、うち中国が159人

 世界保健機関(WHO)が5月7日に発表した重症急性呼吸器症候群(SARS)の患者報告数は、2002年11月1日からの累積で6903人に達した。そのうち死者数は495人となった。7日の新規報告数は186人で、中国からの159人が依然として最多。特に北京からの報告が97人で、新規報告数の半数以上が北京に集中している。

 このほか新規患者は、香港8人、台湾9人、フィリピン7人、フランスとドイツ、それにモンゴルがそれぞれ一人となっている。フィリピンは今回の7人を加えて累計で10人となった。この急増が流行拡大を反映したものかどうか見守る必要がありそうだ。香港は一桁台に落ち着いてきた。台湾は、4月30日が12人、5月1日11人、2日11人と10台が続き感染拡大が懸念されたが、3日以降は合計25人で1日平均5人程度に下がってきている。
 
 死者数は、2002年11月1日からの累積で495人と500人に迫った。7日の新たな死者数は合計17人で、香港11人、中国5人、台湾一人となっている。(三和護)