2003.04.04

【SARS速報】  SARSを新感染症に指定、都道府県などに通知

 厚生労働省は4月3日、重症急性呼吸器症候群(SARS)を感染症法(感染症の予防及び感染症の患者に対する医療に関する法律)で規定する「新感染症(注)」に指定し、結核感染症課長名で都道府県宛てに通知した。同省では都道府県などに対し、以下の各項についても「適切な対応」を求めている。

 (1)保健所などへの相談を含め、香港と中国広東省への渡航延期を勧告する
 (2)SARS流行地域からの帰国者への対応について、医療機関に周知する。
    具体的には、
    診察順を繰り上げるなどして待合室での滞在時間を減らす。
    一般の外来患者とは別の部屋で待機させる。
    マスクを着用させる。
 (3)SARSを「新感染症」として取り扱うことを医療機関に徹底し、特定感染症指定医療機関など適切な医療提供体制を確保する。

 詳しくは、こちらまで。

(注)感染症法第6条第7項における新感染症の規定
 この法律において「新感染症」とは、人から人に伝染すると認められる疾病であって、既に知られている感染性の疾病とその病状又は治療の結果が明らかに異なるもので、当該疾病にかかった場合の病状の程度が重篤であり、かつ、当該疾病のまん延により国民の生命及び健康に重大な影響を与えるおそれがあると認められるものをいう。

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 医師国試合格発表、合格率は89.0%にダウン 9029人の新医師が誕生、あなたの大学の合格率は? FBシェア数:228
  2. 休憩室から漏れ聞こえる話に院長が抱いた疑問 院長を悩ます職員トラブル大研究 FBシェア数:66
  3. 自己決定による治療中止に警察は介入しない 武蔵野大学法学部法律学科特任教授の樋口範雄氏に聞く FBシェア数:137
  4. 50代開業におけるライバルは若手。手ごわいよ シリーズ◎何でもPros Cons【50代、開業する? 勤務医続ける?】 FBシェア数:12
  5. 大学病院での勤務経験はそんなに大切ですか? シリーズ◎何でもPros Cons【ずっと市中病院勤務はアリ?】 FBシェア数:29
  6. 20世紀建築の巨匠が画家として描いた代表作 日経おとなのOFF presents 医師の絶対教養 美術編 FBシェア数:0
  7. 感染対策における俺たち例外主義(その1) 森井大一の「医療と経済と行政の交差点」 FBシェア数:24
  8. 「透析しない選択肢」も意思決定支援に必要 東京大学大学院人文社会系研究科上廣死生学・応用倫理講座特任教授の会田薫子氏に聞く FBシェア数:1435
  9. なぜ人気? 会費がバカ高い米国の学会 特集◎新専門医制度時代の学会と専門医《9》 FBシェア数:78
  10. 「50代で開業する」は実は少数派だった! シリーズ◎何でもPros Cons【50代で開業する? 勤務医続ける?】 FBシェア数:6
医師と医学研究者におすすめの英文校正