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2003.03.19

【SARS速報】  日本国内で「疑い例」が3人発生、19日午後に厚労省が発表

 香港、ハノイなどで患者が多数発生している重症急性呼吸器症候群(SARS)の疑いがある患者がついに日本でも発生した。厚生労働省は3月19日午後、都道府県の感染症対策担当課に対して、医療機関への周知依頼として通知した。

 それによると、発生した患者は計3人で、いずれも「疑い例」(関連トピックスを参照)で、「可能性例」は発生していない。同省は、プライバシー保護を理由に詳細を公表していないが、3人のうち2人は回復しており、家族などに発症した者はいない。ほかの一人は医療機関を受診中で、症状は軽快しているという。

 厚労省では今後、対策専門委員会において判定を行い、その結果に従ってこれらの患者がSARSかどうかを確定し、世界保健機関(WHO)に報告する予定だ。