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2003.03.18

【SARS速報】 米CDCが対策、香港からの直行便到着空港で警戒体制

 米国疾病対策センター(CDC)は3月17日までに、香港からの直行便が到着するシカゴ空港などで、香港やベトナムからの旅行者に向け、重症急性呼吸器症候群(SARS)が疑われる症状について警戒を促すパンフレットの配布を始めた。

 配布は、シカゴのほか、ロサンゼルス、ニューヨークJFK国際空港、ニューアーク、サンフランシスコのそれぞれ空港で行われており、アンカレッジやグアムでも17日中に始めたい考え。パンフレットでは、SARSの感染者が報告されている香港やベトナムの首都ハノイから帰国した人は、最低でも7日間、健康状態に注意し、咳や呼吸が苦しいといった症状を伴う発熱があった場合には、医師の診察を受けるよう呼びかけている。

 CDCは、医師などの医療専門家に対し、注意すべき患者の症状などについて以下のように説明している。

 1.熱がカ氏100.4度(セ氏38度)以上で、2.咳、息切れ、呼吸が苦しい、低酸素症、X線画像で肺炎が認められる、呼吸困難といった呼吸性疾患の症状が一つ以上あり、3.過去7日以内に香港やベトナムのハノイに旅行した人、もしくは呼吸性疾患の症状があり先の地域に旅行した人の看護をしたり同居するなど、密な接触をとった人。

 詳しくは、CDCによるニュース・リリースまで。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)