2002.12.03

キッセイ薬品、頻尿・尿失禁の新薬候補「KUC-7483」をBoehringer社に導出

 キッセイ薬品工業は11月29日、同社が創生した頻尿・尿失禁治療薬候補物質「KUC-7483」(開発コード)を、ドイツBoehringer Ingelheim社にライセンス導出したと発表した。今後はBoehringer Ingelheim社が欧米での臨床開発を進め、その成果を活用してキッセイ薬品工業が日本、韓国、中国と台湾での開発を行う。

 KUC-7483は、膀胱のβ3受容体を選択的に刺激する新規物質。膀胱を弛緩させ、蓄尿機能を高めることで頻尿や尿失禁を治療する。従来薬(抗コリン薬)とは異なる作用機序を持つため、頻尿・尿失禁治療の選択の幅を広げる薬剤となる可能性がある。

 現在の開発段階は、キッセイ薬品工業の欧州現地法人が、欧州での第1相試験を行っているところ。今後、Boehringer Ingelheim社が欧州での臨床開発を引き継ぎ、米国でも臨床開発を進める。今回の契約で、Boehringer Ingelheim社は、日本、韓国、中国と台湾を除く全世界での独占的な開発・販売権を保有する。詳しくは、キッセイ薬品工業のプレス・リリースまで。

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