2002.10.28

米国成人の3分の1が関節炎か慢性関節痛、CDC調べ

 米国疾病対策センター(CDC)は10月24日、18歳以上の米国人の3分の1にあたる約7000万人が、関節炎か慢性関節痛があるという調査結果を公表した。これはCDCが、18歳以上の21万2000人に対して電話で聞き取り調査をして明らかにしたもの。CDCのJulie L. Gerberding氏は、「関節炎は身体障害の最大の原因であり、今回の調査結果によって、関節炎と慢性関節痛が最も一般的な公衆衛生上の問題であることが確認された」としている。

 調べによると、関節炎か慢性関節痛を持つ人の割合は女性に多く、女性が37.3%で、男性は28.4%だった。この割合は州によって大きな開きがあり、最も少ないのはハワイ州の17.8%なのに対して、最も多いのはウエスト・バージニア州の42.6%だった。

 また、関節炎か慢性関節痛があるとした33%のうち、10.6%は医師によって関節炎と診断を受けた人、10.0%は慢性関節炎があると答えた人で、12.4%はその両者だった。

 CDCでは現在36州に対して、関節痛を持つ人向けの適切な運動法の指導など、QOL(生活の質)改善プログラムへの助成を行っている。詳しくは、CDCによる、ニュース・リリースまで。(當麻 あづさ、医療ジャーナリスト)

Information PR

ログインしていません

Close UpコンテンツPR

ログインしていません

もっと見る

人気記事ランキング

  1. 開業医は長生きできない? 死亡時年齢は70.8歳 岐阜県保険医協会が寿命に関する調査結果を公表 FBシェア数:577
  2. HPVワクチン接種後の神経障害は自己免疫性脳炎が… シリーズ◎何でもPros Cons【どうする? HPVワクチン接種の積極的勧奨】 FBシェア数:57
  3. てんかん発作を感知し抑制するデバイス普及へ トレンド◎てんかんやパーキンソン病を電気刺激で治療 FBシェア数:160
  4. 年明けの相場でいい加減気付け! FXは危ない! Dr.Kの「医師のためのバリュー投資戦術」 FBシェア数:2
  5. 飲酒量を減らす新薬セリンクロ、どう使う? トレンド◎治療目標に「飲酒量の低減」が加わったアルコール依存症治療 FBシェア数:17
  6. 【レッスン7】異常陰影を指摘せよ(難易度 中) 山口哲生の「目指せ!肺癌検診の達人」 FBシェア数:41
  7. 終末期、患者に選択肢を提示するのはタブー 日本赤十字社医療センター救急科の山下智幸氏に聞く FBシェア数:374
  8. 配偶者に「医師以外」を望む医師が7割 シリーズ◎何でもPros Cons【配偶者は医師がいい?】 FBシェア数:75
  9. 喘息の増悪で入院した患者に抗菌薬は無駄 JAMA Intern Med誌から FBシェア数:64
  10. 開業するのは誰のため?自分?それとも患者? 谷口恭の「梅田のGPがどうしても伝えたいこと」 FBシェア数:12
医師と医学研究者におすすめの英文校正